【第十三夜】鐵百合奈サロンコンサート-Piano-

魔法をかけるかのごとく

聴き手を強引に誘い込み、音楽と一体化してしまう

鐵 百合奈、再び登場。

11月2日に鐵百合奈さんのリサイタルがありました!

美竹さろんでは2回目の登場です✨

鐵百合奈さんといえば・・・」

先月21日の日本音楽コンクールで、第2位、聴衆賞、そして三宅賞も受賞された方です。 タイムリーに話題の若手ピアニストさんです♪

※コンクールで様子。12/9の15:00〜NHKでドキュメンタリー番組が放送されますので要チェックです!!

実はコンクール前にコンクールで演奏する曲を当サロンのコンサートで弾いてくださった鐵さん。

その時の演奏が感無量で素晴らしく、ご本人もサロンでのコンサートをきっかけにコンクールでの緊張がほぐれたと、心がほっと温まる嬉しいエピソートをいただきました。

私たちにとって、サロンをきっかけに若手の演奏家さんが活躍されること、益々輝きを増して演奏活動をされること・・・

これほど無条件に嬉しいことはありません。

これからの励みになりました(´ー`)

コンクール当日のサンサーンスのピアノ協奏曲は本当にすばらしい演奏でした。 聴衆の反応もとても大きなもので、たくさんのブラボーの嵐!

それからわずかな日数しかないにもかかわらず、当サロンでのコンサートでは挑戦的なプログラムの数々…! バッハ、ベートーヴェン、ラヴェル、ヤナーチェク、ブラームスという難曲揃い…つくづくと、鐵さんはチャレンジャーです。

■バッハ / 平均律クラヴィーア曲集第1巻第12番 ヘ短調 BWV 857 颯爽とした早めのテンポ、わたしの知る限り最速レベル、鐵さんのバッハの魅力は決して単純なものではないことを思い知らされました。 ■ベートーヴェン / ピアノソナタ第27番 ホ短調 Op.90 鐵さんの魅力を初めて知ったのはベートーヴェンでしたので、ああ、鐵百合奈さんだと、なぜか懐かしさが!(笑) ■ラヴェル /『夜のガスパール』より「オンディーヌ」 夜のガスパール オンディーヌ 最近、この曲を何人もの演奏で聴いてきましたが、鐵さんのラヴェル、それもオンディーヌは初めて。とても真面目な鐵百合奈風ラヴェルでしたが、鐵さんの技巧的な巧さが光っていました。鐵さんは決して技巧を前面に出すような弾き方はされませんが、このような難曲中の難曲では、やはり技巧面の巧さも光ってしまいます! ■ヤナーチェク /『草かげの小径にて』第1集より「フリーデクの聖母マリア」 ■ヤナーチェク / ピアノソナタ 変ホ短調『1905年10月1日 街頭にて』 □第1楽章︰予感 (Předtucha) □第2楽章︰死 (Smrt) 最近流行始めたのか、先般の渡邊智道(ミッチー)さんも採り上げていた曲です。やさしさと奥深さのミッチー、温かさと親しみの鐵さんといえましょうか(笑) 個人的にヤナーチェクの新しい聴き方を発見しました! 鐵さんがおっしゃってましたが、バッハとヤナーチェクは相性が良いそうなのです。

■ブラームス / ピアノソナタ第2番 嬰ヘ短調 Op.2 これはぜひ皆様にも聴いて欲しかった! 圧巻のブラームスでした。 ブラームスの内面を深く掘り下げながら、時に感傷的に、しかし、決して流されることなく絶妙なニュアンスでもって見事に表現していました。 そして、アンコールには、 リストの超絶技巧練習曲「鬼火」!!

個人的には、これがもっとも面白かったです。このような難曲では技巧の巧さが前面に出がちですが、鐵さんの演奏では、美しさやロマンティックな箇所が随所に輝いていました!

この曲でそうした印象をもったのは初めてのことです。 今回の鐵百合奈さんのコンサートの全般的な感想の総括としては、一言。 「ダイヤモンドの演奏だ!」と感じました。 ダイヤモンドは、磨いていても、磨いていなくてもダイヤモンドです。磨けば磨くほど輝く、という一面もあります。ガラス玉では、どんなに磨いたところで、そうはいきません。 ダイヤモンド、すなわち「ディアー・マインド、ダイ・マインド、聖なる心を超えた心、自我の超越…本物、真実…」そういうイメージを抱かせてくださる演奏と感じました。

会場にいらっしゃっていた方で、何人かの方は、もう来年の鐵百合奈さんの演奏会の予約をしていきたいと言われました。まったく、頷けることです。

次回の鐵百合奈さんの演奏会は来年2018年の2月25日。アンサンブルで登場です♪ (すでにご予約のお問い合わせが多数!)

ダイヤモンドとの出会いに気づいたひとときに、 わたしたちも未来が照らされる思いとなるコンサートとなりました。

今後のコンサート情報はこちら

Sayaka.